【ペルソナ3リロード】ペルソナ初心者が序盤数時間プレイしてみた感想!ビジュアルと設定に厨二心をくすぐられる作品

RPG

初の初見ゲームレビュー。

この度縁あって、ペルソナ3リロードをプレイしてみることとなりました!

10時間弱遊んでみて、まだまだ序盤ですが書きたいことが多すぎて早速記事にしてみることにしました。

一緒にプレイしてたホフーア
一緒にプレイしてたホフーア

もう・・・ホント、これはあかんよ・・・

アカンとか言っちゃダメでしょ!ホフちゃんは何が気に入らなかったの??!

ホフーア
ホフーア

いや、面白いし、なにより、カッコよすぎる、、、、、。こんなの・・・・厨二病製造機じゃん!!

そういうこと・・・!確かにこれは私も10年前にプレイしていたらどうなっていたかわかりませんね・・・

さっそくそのカッコよさや魅力を紹介していきます!!

※この記事はネタバレすることなく書いておりますが、事前知識を0にして楽しみたい方はご注意ください。

ゲームの基本情報

“港区の人工島ポートアイランドにある月光館学園高等部に編入した主人公の少年は、怪物の襲撃をきっけに「ペルソナ」という心の力に目覚める。

彼は特別課外活動部(S.E.E.S)に加入し、仲間と共に「影時間」に現れる謎の怪物「シャドウ」を討伐するために戦い続ける。

果たして彼を待ち受ける運命とは…” (ペルソナ3リロード公式サイトより)

本作の主人公。カッコよすぎる。

「ペルソナ3」は、アトラスによって制作、2006年7月13日にリリースされたRPGである。「ペルソナ3リロード」は2024年2月2日に発売した。XBOX、Windows、PS5、PS4、Steamで発売されている。

ビジュアルやBGM

ゲーム開始と同時にオープニングからスタート。心躍るようなミュージックとともに登場人物たちが次々とでてくるムービーが流れる。白とその登場人物のイメージカラーと思われる色の2色で構成された独特な画は、懐かしさとワクワクを同時に感じる素晴らしいものであった。

オープニングはYouTubeにもアップされているため、ぜひ見てほしい

ホフーア
ホフーア

正直やり始めはハマるか疑心暗鬼だったけど、このOPで一気に引き込まれた

学校や街並みについては、素晴らしい作りこみであると思える。施設の外観や名称なども現実世界を元ネタとしているものも多く、クスリと笑えたり、感心を覚えたりした。

人物についても、主要キャラは非常に魅力的で、各キャラの造形も性格も好きになる要素で固められていた。これは主要キャラに限らず、育成要素の一つであるクラスメイトや街の人々との好感度を上げるイベントも、思わず効率そっちのけで会いに行ってしまうような魅力を感じられる。

このおじいちゃんすき。

確かにモブの顔をまじまじと見れば違和感を覚えることもあるが、外での服装の違いもかなりのレパートリーを用意しており、制作陣のこだわりを強く感じた。

ホフーア
ホフーア

モブの服装が普通に細かいんよ!

そしてどのBGMもカッコよすぎる!!日常シーン、メニュー画面、戦闘シーン、逼迫したシーンなど、その場面に合った心が躍る曲が用意されている。

ホフーア
ホフーア

サントラ買って聴いちゃいそうなくらい好き

世界観およびストーリー

舞台は2009年であり現代的な街並みや服装。都会の街並みや学校と行った舞台ということもあり、にぎやかで明るい雰囲気が表向きには出ているが、その裏でなぜか無気力になっている人々がいたり、「影時間」や出現する”シャドウ”という敵キャラの不気味さが世界観にいいスパイスを与えている。

本ストーリーもだが、サブストーリーにも闇の深さを感じることも多々。

こういう人がたまに増えてたりする。

また、現代という時間軸に対して、武器は「ショートソード」「脇差」といった時代に合わないものを装備することとなる。「世界観に合わない」と言われればそれまでだが、私にはあまりに厨二心をくすぐれられる要素だといえる。

ホフーア
ホフーア

小学生時代に傘で”アバンストラッシュ”や”牙突”してたぽまえらならわかるよなァ?!

今作(あるいはペルソナシリーズ)の大事な要素である「時間」という概念は、世界観とゲームシステムの両方に大きな意味を持たせている。ストーリーを進めるごとに1日1日進んでいき、ある日程において大きなイベントが用意されているために、それまでにキャラを成長させていくというイメージである。

1日の中でも大まかに「朝or昼」「放課後」「夜」「影時間」に分かれており、各時間において行動内容はプレイヤーに委ねられている(例えば、放課後に映画を見たり、夜はバイトをしたり、、、)。育成要素の部分で触れるが、これらの行動によって主人公の能力値や行動範囲が変わるというのが面白い。

また「影時間」というのが特殊であり、簡潔に説明すると「夜中0時になると時間が止まり、耐性がない人間以外は動くことができない。この時間には”シャドウ”という怪物が出現する。」というものである。この要素が物語にも大きな影響を及ぼしており、世界を脅かそうとしているもの(モノ?者?)に対して、耐性をもつ主人公たちが奮闘するというものである。戦闘は主にこの時間に行われることになる。

ホフーア
ホフーア

選ばれしもの」って感じが非常にずるい。

バトル

今作の「カッコよさ」が最も凝縮されているのはバトルシーンと言っても過言ではないだろう。

魔法的要素である「ペルソナ」を使うときは、主人公たちは銃で額を打ち抜く動作をとる。

ホフーア
ホフーア

なんやそのこの世の厨二病を煮詰めたような設定は!!!

その演出が毎回なされるが、バトルテンポが悪すぎるということは決してない。今のところイライラを感じることはない。しかし、イベント以外のバトルが「似たような内部構造のダンジョンをひたすら登っていってエンカウント」という仕様上、いつかは飽きがきてもおかしくはない。

一応、戦闘を楽にする機能は存在するが、全員がオートで「攻撃」コマンドを選択するのみで、特段倍速されているような実感はない。もしかしたらせっかちさんであれば、戦闘が苦痛に感じられるようになるかもしれない。

システムについてはターンバトル制がとられており、早さのステータスでその順番が決定される。

ホフーア
ホフーア

イメージはドラクエ11のターン制が近いかな。

敵、味方ともに弱点や得意属性があり、弱点を突いて戦うのが主な戦略となる。

難易度が「ストーリーモード」だからか、総体力量に対して受けるダメージは少ないように感じる。戦闘不能になることは決してない。

まだ私が解放できていないシステムがあるかもしれないが、現段階でも十分面白い戦闘ができている。

育成要素について

私が特に気に入ったのが、育成要素の諸々である。

まず、基本事項として“主人公だけが複数のペルソナを所持”できる。

ホフーア
ホフーア

ぐはあああああ!また厨二心に差し込んできやがった!!

何らかの方法で入手したペルソナをいずれか一つ装備するのだが、その装備によってステータス、使用できる能力、弱点属性などが異なってくる。

各々のペルソナはタロットカードのようにジャンル分け(「正義」「魔術師」「戦車」など)されているのだが、特定の人物と仲良くなるようなサブイベント「コミュ」をこなすことで、そのジャンルのタロットカードが強化されたりお得なことが増える

さらにさらに、ペルソナは「配合」することができ、2体のペルソナを掛け合わせてより強いペルソナを作ることができる

ホフーア
ホフーア

一番好きな育成要素・・・!

育成要素はペルソナだけではない。主人公の「魅力」「勇気」「学力」も大事な育成要素となっている。これらはイベントを進めるなかで必要になっており、例えば「魅力」が足りないからとあるイベントキャラに相手にしてもらえない、「勇気」が足りないからクラブの店に入れない、「学力」が足りないから成績上位に入れないなど、イベント進行や報酬の増加に関わってくる。

「コミュ」「魅力」「勇気」「学力」ついては、先ほど述べた「朝」「昼」「放課後」「夜」に何をするかで上昇内容や値が異なっており、「ダンジョンの攻略」を含め、プレイヤーは限られた時間で何をするかを考えなくてはならないのだ。

ホフーア
ホフーア

とメタ的な捉え方もできるけど、やってることは「授業中に居眠り」してみたり、「夜中にゲーセン」行ったり、「試験前に焦って勉強」してみたり学生時代の青春を思い出すね

結構素行の悪い学生だったんだなお前は!

ともかく、効率重視で上昇率の高い行動ばかり取るも良し、「勉強」に「バイト」「友達と飯」「恋愛」などなどあの頃を思い出しながら楽しむも良しな、自由度の高い育成要素が盛り込まれているといえる。

総評

序盤数時間プレイしての総評としては、あの頃を思い出しながら厨二心に浸れる”最高な”ロールプレイングゲームといったところだ。

特に素晴らしい点はそのビジュアルと設定であり、挿入されたアニメの演出、凝られたメニュー画面、キャラデザ、あの頃を思い出せる育成要素、ただただかっこいい主人公など、心躍る瞬間が常に訪れる

これは「プレイヤー自身が主人公」であるからこそ感じられるものであるだろう。例えば、アニメでこんな設定盛りまくりな「the主人公」が出てくれば、一種の”ズルさ”を感じて嫌いになる人もいるだろう。このキャラクターが「自分自身」であるからこそ許されるし、プレイヤーは盛り盛りの「選ばれしもの」感に快感を覚えながらキャラとゲームを愛していくのである。

ホフーア
ホフーア

ああァァ左目が疼く……。鎮まれ…俺の右手ッ…!!

貴方も、ビジュアルと設定に厨二心をくすぐられながら”あの頃”に帰ってみませんか?「ペルソナ3リロード」はそんなゲームであると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました